膿と罪悪感

穴掘って叫びたいこと

卒業式のベッドの上で初恋の君に聞かれたあの質問に今答えるよ

中学校最後の日

君も何かが名残惜しかったのだろうか。

あの日初めて幼馴染の君は私の家までついてきた

 

そして、私のベッドの上に座ってこう聞いた

 

異性は誰も触れたことのないそのベットに当然のように座ってこう聞いた

 

 

君「リカちゃんに告られた」

私「知ってるよ」

「だよな。親友だもんな。相談されてたの?」

「うん」

 

 

「いいの?」

 

「何が」

 

 

 

 

「付き合っても」

 

君はずるい

 

 

この前まで付き合ってたサチコの時だってそうだった

 

サチコに相談されて付き合えるように「私が」お膳立てして

サチコに相談されてファーストキスまで「私が」お膳立てして

 

 

どうして君は私に聞いたのだろうか

どうして君は私に聞いたのだろうか

どうして?

そんなことわかってるよね本当は

 

ねぇ?どうして私は君に言えないの

なのにどうして君は私に言わないの?

 

 

 

 

答えは決まってるでしょ

 

 

「いいよ」

 

 

 

 

今週のお題「告白します」