生きる為に人を焼く話
Huluで配信しているザ・ラストシップ面白い!
★ネタバレがあります★
ザ・ラストシップは現在Huluで(2016年5月13日)
毎週火曜日更新で
シーズン1のすべてと
シーズン2の#4「病院船サラス」
まで視聴できます。
ラストシップはドラマ自体がまだ完結はしていません。
今日のテーマ
「私も悪役側思考だな、これぞミニマル」と思ってしまったところの話をしたいと思います。ラストシップのシーズン1の終わり、というかゲームでいうとラスボス的な部分の話。
これを最後まで読んでくださった方がどう思うのか気になります!
まずは知らない方のために大筋を含めた感想から。
原作は同タイトルの小説で
監督は
「トランスフォーマー」
「アルマゲドン」の
マイケル・ベイ監督!
どおりで面白いw
配信は7/31までなので気になる方はお早めに!
目次
感想
全世界滅亡の危機を救えるのは、偽りの任務を聞かされ海に出た軍艦だけ
軍艦の中には二人の細菌学者が乗り込み
大統領命令でクルーを騙しながらも
世界を救う重圧と戦わなければならない
そんな境遇に胸がずうううんと重くなります。
ストーリ通して、常に何を信じていいのか
誰を信じていいのかわからず
ハラハラドキドキします
序盤でクルーにも真相を打ち明ける場面が来るのですが
その後は、なんとも居心地の悪い中
ローラ・ミトラ演じる
レイチェル・スコット(声・藤本喜久子)
ヒロインの細菌学者が、もうたくましいく
したたかで綺麗事がなくて
かっこいい!!!
ヒロインのTシャツ姿が好きw
私の好きなシルエット
自分は悪くないのに
後ろ指さされ、疑われ
信じてもらえない中
必死に世界を背負ってる!
救えるのは自分しかいない
どうですか?自分しか世界救えない状況になったらどうしますか?
プレッシャーで死んじゃうw
目的はワクチンを作って世界を救う
というシンプルなものなのに
毎回毎回、ちょうどいい長さで
ちょうどいいハラハラ感の
ハプニングを演出する監督や
製作者ってすごいな~~
というかなんで人間ってこんなに世界が大変な時にくだらないことで争うんだろう。。。
(いや映画だけどさ)
いろいろな映画で同じようなことを表現されていますが、
きっと現実でも同じようになる気がしませんか?
どこにでもありそうな設定なのに
「ザ・ラストシップ」です。
ちなみに家族愛なんかもあります
「~の為には人も焼く」
シーズン1の最後#10「苦い帰郷」では絶望的に人々が感染し死んでいっている陸にやっとこさ上がりますそこではなんと、お偉いさんが「生きる価値のある人」を安全なビルに隔離して「すでに感染した人」に「病気を治す薬」といって毒薬のようなものを配っていました。
そして、その毒で死んだ人々を「燃やして」隔離施設の電力にしていました。
そう
「生きるためには人も焼く」
という事でした。
なんかそれをみて、「あら合理的」と思っちゃった・・・
確かに、まだ生きている人に毒を盛るのはよろしくないし、「生きる価値」を決める権利はないけど、
治る見込みもない病気が蔓延しているときに、
誰かがなんとかして「どう人類が生き延びるか」を考えなければならない。
そのためにもお偉いさんは何かを決断しなければいけない。
そこでこの人が出した答えがこれだったわけだ。
この「人を燃やして電力を」ってところが特に、「頭いいな~」なんて思っちゃったわけです。
もちろん私にはそんな決断はできないし、毒なんてもってのほかだけど。
しかもこの偉い人、実は主要クルーの大切な人なわけでそこも見どころ。
そして、この毒は、なるべく苦しまずに済むように作られていたんですね。
なんともせつない。正義の戦争。
自分だったらどう思いますか?><
なんか私って、ミニマリストというか合理主義者?な気がしてきました。
合理主義って意味あってるかな?w
死んでも誰かの役に立ちたい
もし自分がそのウイルスで死んだなら、誰かが生き延びるために燃やされるのは悪くないなと思いました。臓器移植みたいなものですかね。
私は死んだ後の世界とか信じていないので、そのまま無駄になるよりは断然素敵じゃないかなっておもっちゃう。
例えば軍艦で死んだら、腐敗したり、自分の重さで燃料がかかったりするくらいなら海に投げ捨ててほしい。
もし私の家族が、死んだら誰かのために使ってもらって構わないし、
家族のせいで誰かが犠牲になるくらいなら死体もそこにほっぽってきてもらっていい。
そんなこと言ってると
私って正義感強いの?なんて思われそうですが
え?生きてる今は。。。100%自分の為
死んだらあとは知ったこっちゃない!だけですw
ということで、ザ・ラストシップから学ぶ自分の冷徹さでした?
そして、今なら2週間無料で見放題に登録出来るみたい!
Hulu
【海外ドラマ関連】
unasu.hatenablog.com
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