膿と罪悪感

穴掘って叫びたいこと

ミニマムに旅に、ルーツはキノの旅!

iPhone電子書籍化した本を入れました。
容量が16GBなので一作だけ選ぶ作業。
と選んだのはキノの旅

旅熱が治らないので自ずとこんなチョイスに。


少し読んで思い出したけど、
必要最低限の荷物や、
不要なものを切り捨てる決断
生き延びるために下す非常な決断
踏み込まない距離感
お気に入りでも先に進むためには物々交換に使う覚悟

雑にくくりつけられてカランカランと音を鳴らす凹んだ金属製のコップ
乾かなかった洗濯物をくくりつけて走り出す
乾けばいいという、本質だけ重要視するところ

わくわくが止まらない。
煩雑なイメージが好きなルーツはここかな。
昔から作業者の運転席の後ろにごちゃごちゃなってる軽自動車とか大好きだったけど、

はっきり旅と結びついたのはこの
キノの旅
という作品。

ただ旅するだけじゃない、淡々として、
シンプルな判断ができる主人公に憧れていました。

そもそも、立ち寄る国の話自体が素晴らしいんだけどね。

キノの旅 [ 時雨沢恵一 ]

キノの旅 [ 時雨沢恵一 ]
価格:572円(税別、送料別)