アンチの気持ちがよくわかる私の村上春樹入門おすすめ順
アンチの気持ちがよくわかる、ハルキストと呼ぶにはアレだけど、人生変わったくらい大好き。
そうはいっても天邪鬼であまり大きな声では主張しない。
うちに込めた熱い思いをこの度、表に出します!
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こちら→【本】村上春樹作品の初心者におすすめ長編小説の個人的ランキング
アンチの気持ち
村上春樹の文書って、
- まわりくどい
- 比喩が大げさ
- なんか厨二病
簡単に言うとここが引っかかります。
そしてそこがイイ!
厨二病っていうのは作品を作る上で欠かせない要素だと思うけど、村上春樹の場合、主人公がなんか、世の中斜めに構えてる余裕ぶりと暗いのにキザで、なんかこう、うがああああ!ってなる。
そしてそこがイイ!
それでは、
翻訳作品以外の文庫化されている本の殆どを読んだ、私のおすすめ村上春樹作品。
村上春樹の中でもお気に入りの数冊
鼠シリーズ3つ
- 1973年のピンポール
- 羊をめぐる冒険
- ダンス・ダンス・ダンス
↑実際は鼠三部作と呼ばれる、「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」があるそうです。風の歌を聴けは村上春樹のデビュー作ですね。読みましたが、上で書いた三作品が個人的は好きで勝手にシリーズと名付けていました笑
これは、"僕"とその友人"鼠"がでてくるシリーズ。
私が思う村上春樹おすすめ万人受け順
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- 海辺のカフカ(上巻) (下)
- 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上巻) (下)
- 羊をめぐる冒険(上) (下) 鼠第2作目
- 1973年のピンボール 鼠第1作目
- ダンス・ダンス・ダンス(上) (下) 鼠第3作目
- ねじまき鳥クロニクル(第1部)改版 (第2部 改版 ) (第3部 改版 )
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鼠シリーズの順番
ただ、鼠シリーズは1973年のピンボール が1作目なのでそこから読んで欲しいけど、
私は見事にダンス、羊、1973と逆走してしまいましたが。
この順番だったからこそよかったのかも?
三部作の中ではダンスが一番好き。
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おすすめ順の理由
2.世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
おすすめ度No.2
→カフカを読んで次も読みたいと思ってもらえたら、あいだをとった感じの世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドをお勧めしてます。
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3.鼠シリーズ
おすすめ度No.3
これも面白いって言ってくれたら鼠シリーズ。
という感じ。
一応順番通りに
を進めます。
世界的には人気なのに、周りにはなかなか話の合う人がいませんw
まぁ、語り合わないですけどね!
番外編
ノルウェイの森について
有名な?ノルウェイの森が入っていませんが、実は私もノルウェイの森から村上春樹さんにはまりました。
あれは、大学生におすすめという感じ。
映画はただの官能気味恋愛映画でしたが、魅力はそこではなく、
すごい閉塞感で、空気や空間でさえ主人公を圧迫して、社会を圧迫している感じがすごい表現力で伝わってきました。
自分(主人公)の周りにオブラードのような殻が見えました。
まさに、学生の鬱々とした、逃げ場のない、出口のない、まだ何も始まっていないのに何かを諦めなければならないような、だけど、自分の可能性を無意識に信じて、"何者かになれる"と漠然と思っているような、何者かにならないといけないという焦りや嫌悪、期待、全てが混ざっていたあの頃、そう、学生におすすめです。
あとは新社会人とか、まだまだ迷いがある人。
熱くなってしまって長くなった、、↑
映像化についての感想
ついでに言わせていただくと、村上春樹さんの魅力は意味のわからないストーリーをしっかり納める技術とは他に、
まわりくど じゃなくて、
景色や、時間、人の感情を多彩な比喩?などを使った表現力にあると思うんです。
言うなれば、
文あってこそ!本であってこそ!
なんです。
だから、映像作品にしてしまうのは勿体なさすぎる。
まぁ映像化にはいろいろな大人の事情的側面があるので反対とまでは言いませんが。
おわり。
ちなみに、こちら記事の続きのようなものでした。
unasu.hatenablog.com
こんな記事もあります。
unasu.hatenablog.com
unasu.hatenablog.com