【本】鼠三部作三部作目~羊をめぐる冒険~ 随時更新


村上春樹の中でもお気に入りの本
長さ、読みやすさ、村上春樹らしさのバランスが良く、人におすすめしやすいと私は思っている作品です。
鼠三部作の三部作目。続編にダンス・ダンス・ダンスという作品があり、それが三部作目かと思っていたけど正確にはこれが三部作目ということ。

友人である鼠からの手紙をきっかけに無理難題過酷?な出来事に巻き込まれていくお話。毎度のことく非現実を現実と錯覚してしまい読み手をぐいぐいその世界に引っ張り込んでいきます。読書期間中は今のこの世界のどこかでこういう現象が起きているのかも。。。なんてふと思ってしまいます。この作品の感想というよりは村上春樹の感想になってしまいますが笑。



引用文を載せるのでネタバレ注意です!

いつもはブクログに記入してたけどテスト的にブログに書いてみよーかなと。


前書いた記事間違えて消してしまいました。。

引用

2015年9月

(上)P147

それ以来、僕にはもう「街」はない。僕にとって帰るべき場所はどこにもない。そう考えると、僕は心の底からほっとした。もう誰も僕に会いたがっていないのだ。もう誰も僕を求めていないし、誰も僕に求められることを望んではいない。

僕は心の底からほっとした。



(上)P152

昔は古ぼけたビルの地下にあったバーが、新しくエレベーター付きのビルの四階に移動したところに訪れた時の描写

エレベーターに乗ってジェイズ・バーに行くのもどうも妙なものだ。カウンターの椅子から街の夜景が見渡せるというのも妙だった。
そこから山なみと、かつて海であった場所が見渡せた。海は何年か前にすっかり埋め立てられ、そのあとには墓石のような高層ビルがぎっしりと立ち並んでいた。

墓石のような高層ビル

「気持ちはよくわかるよ。山を崩して家を建て、その土を海まで運んで埋め立てて、そこにまた家を建てたんだ。そういうのを立派なことだと考えている連中がまだいるんだ」

久しぶりに読んだらどれも引用したい文章なので自重

(下)P26

「細胞は一ヶ月ごとに入れかわるのよ。こうしている今でもね」(中略)「あなたが知っていると思っているものの殆どは私についてのただの記憶にすぎないのよ」







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