天空の遺跡ベンメリア

今日は昨日と同じバイタクのおじちゃんとベンメリアヘ。
シェムリアップから約80kmのこの遺跡は日本人に大人気。なぜかというと、まるでラピュタのようだから。ラピュタのモデルになったと聞いたけど、実際はラピュタより後に見つかったとかなんとか？

バイタクのおじちゃんが朝6:00というので、その時間に迎えにきてもらい、出発。ではなくてご飯を買いたいと伝えたつもりが、ご飯を食べる所に止まってくれて味は美味しいが愛想のないおばちゃんの所で5000R。現地の人は、$ 1 もって待ってた。($ 1=4000R)

さてさていく途中ではまだサンライズ気分を味わえる雰囲気で、シェムリアップという都会を過ぎると広がる素晴らしき田園地帯。
ラオスでさえ田植えに機械が導入されてたけど、ここでは未だに親戚総出で田植え、稲刈り、という感じ。
水牛に興奮してバイク中にパシャり。

結構お尻の痛みも限界に近づき、エコノミー症候群も怖くなってきた頃に、ベンメリアヘの関所に到着。現地人の振りして通過しようとしたらばれた。アンコールワットではカンボジア人に間違えられたんだけどここではダメでした笑

$ 5 払って再びバイクで少し進むと入り口に到着。@8:20
観光客は私の他に2組。ガイドはその辺で待機してる人がいて最後にチップ$ 3くらいって聞いてた。遊んでる子供もガイドしてくれるって聞いてたからそれにしようと思ってた。子供だと奥までいってくれるらしいし。でも、なんかちゃんとしたTシャツきてる人しかいなかったし、声も別にかけてこない。それに観光客の一組は日本語ガイドは付きの日本人だったのでこっそりついて行こうとしたら、入ってすぐ、Tシャツガイドの1人が「レディーユーキャンゴー This Way」といって道がない道を指す。日本語ガイドは木の板の所を進んでいったので、「これは、ガイドつけた方が面白そう」と思い、とりあえずガイドより先に道なき道へ。でも写真取るのにガイドが邪魔だった。隠れてはくれるんだけど、英語も通じない(外れガイドw)し。ガイド用の英語は暗記してるっぽかった。

最初は手を貸そうとしてくれるんだけど、必要ないとわかるとグングンクライミングしてくれて危なくて写真が取れない所も行ってくれた。
自己責任でどこまでもいっていいんだと思うからガイド終わったらもう一周しようかと思ってたけど満足した。
でも写真がいいの撮れなかった。。。

↓この写真の板の足場のようなものが遺跡の建物の中にあり、他の二組はガイドとともにここを歩いていた。（正直この足場だけなんてもったいない！）

日記を書いている今、徐々に興奮してきた。本当によかった。
ラオスからカンボジアのプノンペンまで$ 15(300～400km)。ベンメリアまでバイタク$ 23(80km)。値段の感覚がおかしくなってるけど、行く価値あり！
$ 23 + $ 5(入場料)の価値あるかというより、わざわざ(そういう値段交渉や高いお金払ったり、移動したり)行く価値ありと私は思う。
アンコールワットは"あの"アンコールワットだから外せないけど、カンボジアにきたらベンメリアを見ずに何を見るの？というくらい良かった。
あと朝早かったのでそれも良かった。帰りには大型バスがバンバン止まってたのであんな騒がしい中で見てもここまで感動はしなかったと思う。未踏の地を探索している様で、幻想的で本当に良かった。
もう一回行きたい。

お昼には宿に戻り、本当はさみしいんだけどあっさりおじちゃんにバイバイ。その時は$ 23 は対して安く無いと思ってたから、ジュースとか買ってあげなかったけど、宿の人や宿の周りの運ちゃん達に「いくらだった？」と聞かれ$ 20 と伝わったら、「・・・・・・！？$ 20 グッドプライス！！」と言われた。
$ 23 は安くはなくても高くは無さそう。
歩き方には$ 25 と書いてあったので$ 18 までは行けるかと思ったけど、昨日は疲れてたし、高くてもこのおじちゃんが良かったし。
$ 28 だった人はネットで見てて、ほかの運ちゃん曰く最近ガソリンが上がってるから安くできないって言ってた(できるだろうけど、こっちでもガソリンが高いのは本当だし)
アンコールワット前のレストランのおじちゃんは$ 30 と言ってたけど、バイタクのおじちゃんはすぐ$ 25 に下げてくれた。
とにかくおじちゃんの笑顔にやられます。そもそも最初から遠慮がちでこれが商売の為の演技じゃなければ、この客引きの嵐の中でやって行けるのか心配してしまう。まー破格ってほど下げてくれないけどね。うまくやってるんでしょうねw

さてゲストハウスに戻ると、

テンション上がってきたし、プノンペンでルームシェアしたMと再開し、アンコール大回りを明日一緒に行く事に。
昨日はバイタクで小回り。
明日はトゥクトゥクシェアで大回りの予定。